2010年10月19日火曜日

キノコ狩り

スペインに来てキノコ狩り?
思いもよりませんでした。こんなに乾いてるのに
でも少し雨が降ると椎茸みたいなキノコが取れるとか。
残念ながら今回は一つも見つからなかったけれど
気持ちよかった。
キノコの代わりにマンサニージャと可憐な花を見つけました。

2010年10月15日金曜日

レンテハス

スペインで最もよく食べられている豆。
レンテハスの煮込み。短時間で作れます。
地味ですが飽きない優しい味です。
 
レンテハスのサラダ
塩味に柔らかく茹でたレンテハスに
トマト、赤ピーマン、玉ねぎ、オリーブの実、ハム、たまご
などお好みの野菜などを加え
ワイン酢、オリーブオイルであえてあります。




2010年10月14日木曜日

コシード・マドリレーニョ

スペインの伝統的家庭料理を友人が作ってくれました。

コシード・マドリレーニョ
豆、肉、野菜の煮込み料理。昔の人はこれを毎日食べてたそうです。
大きな土鍋でゆっくり何時間もかけて作ります。「おでん」みたいに。

水につけといたガルバンソス豆、牛すね肉、骨、豚のしっぽ、脂身などをコトコト気長に煮ます。じゃがいも、にんじんは後で加えます。

スペインのガンモドキ「レジェノ」
パン粉を卵でとき、サルチッチャ(ソーセージ)を
小さく切って加え、フライパンで細長い形に焼きます。
それを、コシードが出来上がる30分くらい前に一緒に煮ます。
子供の好物だそうです。
鍋の真ん中にあるのは豚の脂。パンに付けて食べます。

コシドの美味しいスープで別にキャベツを柔らかく煮
最後にパプリカとワイン酢で味付けたもの。

この他に、モルシージャ(豚の血で作ったソーセージ)
サルチッチャ(ソーセージ)は別に煮ていっしょに頂きます。


何とかなるさ 

  やって出来ないことは無い。
スペインのレーズンで酵母を起こし、パンが焼けました。
おそるおそるでしたが上手くいきました。やったー!

これはエンパナーダ(お肉やソーセージを包んで油で揚げたおかずパン)
の皮で餃子もどき。

シリアルクッキーはとても好評。
いつもの玄米フレークでないし作り方も違うけれど。 


2010年10月12日火曜日

¡Hola!

ユネスコ世界文化遺産に登録されたスペインのサラマンカに来ています。

サラマンカのカテドラルとローマ橋

エミリオ(友達のお友達)のサラマンカ郊外の家で
お昼を御馳走になりました。
お昼の食事がメインのお国柄です。
うずらのほぐしたお肉と
マグロのバルサミコ酢漬け(しめ鯖のような味)
が入った和風アレンジのサラダ。
エミリオはサラマンカで一番人気のレストラン料理長。

モルシージャ・コン・アロス。
豚の血のソーセージにご飯が入ってます。
聞いただけだとビックリだけど、とても繊細な味。

フォアグラのステーキ。
タマネギとりんごのソテーが添えられてます。
写真が無くて残念ですが、マグロのステーキも有りました。
中がレアで、彼お勧めの自然塩がまろやかでおいしかった。

子羊のオーブン焼きピーマン添え
彼の手作りの薪窯でじっくり焼きました。
一緒に出されたシャンパンで口の中がすっきり
もうお腹いっぱいなのに食べれたのが不思議。
ピーマンはとってもジャンボ、日本の2、3倍はあります。

そしてデザートが三種
アロス・コン・レチェ、ご飯のミルク煮。
隠し味のオレンジが効いて、とても上品。
レチェ・フリート、ミルクをコンスターチで固めて油で揚げたもの
そしてプリン。どの料理もプロの一手間が入っていておいしかった。
ごちそうさまでした。
スペインに来て10日目毎日美味しいものをいっぱい食べて幸せです。

食後の散歩。
ナポレオン軍がゲリラ戦に悩まされ、
初めて敗戦した歴史的な村だそうです。
地平線に太陽が沈むまでもう少しです。今8時。